2010年3月18日木曜日
ついでに Windows 7 に Guest Additions を追加
いきなり CD/DVD ドライブが開きどっきり。 物理ボタンを押して閉じると、今度は Windows 7 で自動再生。 「VirtualBox」->「デバイス」->「CD/DVD デバイス」を見ると、 ISO イメージがマウントされているようです。なぜか二つ表示されていますが。
以下のスナップショットは流れの通り。
アクセスは、「ネットワーク」->「VBOXSVR」の下なのね。
Guest Additions を更新するのを忘れていた件
OpenSolaris (ホスト)上の VirtualBox 内で実行している Ubuntu 8.0.4 (ゲスト)から、 ホスト上のファイルにアクセスできなくなっていました。 「VirtualBox」->「デバイス」->「共有フォルダ」では設定されいて、 以前使えていた時から設定は変更していません
ゲスト上でマウントするときのコマンドはこんな感じ。
$ sudo mount -t vboxsf name /path/to/mount/point
そういえば、、、最近 VirtualBox を更新したことを思い出しました。 USB を使えるようになった時のあれ。
ということで、さっくり Guest Additions を更新。 「VirtualBox」->「デバイス」->「Guest Additions のインストール」。 さくっと進めて、ゲストを再起動。 無事にホストのファイルにアクセスできるようになりました。
めでたしめでたし。
2010年3月17日水曜日
radiko.jp
「IP(Internet Protocol)サイマルラジオ」の実用化試験配信が始まった (2010-03-15) ので試してみました。
推奨環境ではない OpenSolaris snv_134 上の Firefox でそのページを開くと、 結構人気? 「ただいま混み合ってます」とのこと。 潜在的な需要は多かったということなのでしょうか。
少し間を開けて、再度アクセス。今度は成功です。 ところが、なぜだか地域外と判定され、聴くことが出来ませんでした。 場所は東京都区内の事務所なのです。 回線は UQ WiMAX (無線) です。う〜ん、がっかり。
とは言いつつも、今日 (2010-03-17) もう一度試してみると、聴取できるようになっていました。 「お知らせ」タブに「地域判別について」という項目があり、ここから問い合わせが出来るようです。 きっと、どなたかが問い合わせをされたのでしょう。
2010年3月15日月曜日
Color Model
xsane
がらみでいろいろ試していて、「コピー」をやってみた。
スキャナは ScanSnap S1500、プリンタは PIXUS iP4600。
印刷は出来たのだけど、色が変。
以前に印刷した地図の色も、よくよく見れば変。
そのときは、所詮こんなものでしょと思いこんでいたのだけれど、
画面に表示されたものと明らかに異なる。
そこで、CUPS のプリンター管理画面から「プリンターオプションの変更」を選択。 Color Model という項目に気づいた。 ここは初期値のままに放置していたので「RGB Color」。 ほかに「CMY Color」「CMYK」「KCMY」の三つがカラー印刷に関係ありそうだったので、 全部で試しに印刷してみた。 印刷イメージには、ぐるなびクーポンの地図を使用。
結果は、 CMYK と KCMY の二つは見分けがつかない。 赤(オレンジ)の発色は良い(鮮やか)のだけれど、 緑色の部分がかなり薄め。 図上の黒い字もかすれ気味。 それに対して CMY Color は画面表示にかなり近い。 図上の黒い字はしっかり印刷されているし、緑色もしっかり出てる。 赤(オレンジ)の発色は抑えめにはなっていて、微妙な感じではある。
ということで、これからは「CMY Color」で運用。
2010年3月12日金曜日
スキャナは動くのか?
SnapScan S1500 を購入したのですが、 無事画像を取り込めるようになりました。 使用しているのは snv_134 です。
関係したソフトウェア
- SANE スキャナソフトウェア
OpenSolaris パッケージ image/scanner/xsane OpenSolaris パッケージ image/scanner/xsane/sane-backends OpenSolaris パッケージ image/scanner/xsane/sane-frontend xsane ソースコード http://www.xsane.org/ メニューを日本語にするため sane-backends ソースコード http://www.sane-project.org/ 最新の版にするため - GIMP 画像エディタ
OpenSolaris パッケージ image/editor/gimp 連係して動作するので - コンパイラ
OpenSolaris パッケージ sunstudioexpress sunstudio12u1 でも問題ないと思います
パッケージを導入
OpenSolaris のパッケージを導入しました。 パッケージマネージャーを使ったので、とても簡単。 GIMP と Sun Studio Express は以前に導入していたので、今回は何もしていません。
xsane のメニューを日本語に
xsane のソースコードをダウンロード、展開し、日本語のメッセージファイルを取り出します。
$ wget -P /PATH/TO/DOWNLOADDIR/ http://www.xsane.org/download/xsane-0.997.tar.gz $ gtar xfz /PATH/TO/DOWNLOADDIR/xsane-0.997.tar.gz $ cp -p xsane-0.997/po/ja.gmo /PATH/TO/CATALOGDIR/xsane.mo
sane-backends をコンパイル
OpenSolaris のリポジトリにある sane-backends は 1.0.19 で、
これには SnapScan S1500 のサポートが含まれていません。
/etc/sane.d/fujitsu.conf
を編集すれば認識しますが、
多々問題があるようです。
そこで、1.0.20 のソースコードをコンパイルして、必要なモジュールを使用します。
$ wget -P/PATH/TO/DOWNLOADDIR/ ftp://ftp.sane-project.org/pub/sane/sane-backends-1.0.20/sane-backends-1.0.20.tar.gz $ gtar xfz /PATH/TO/DOWNLOADDIR/sane-backends-1.0.20.tar.gz $ cd sane-backends-1.0.20/ $ CC=cc ./configure --prefix=/usr $ gmake $ gmake $ cp .libs/libsane-fujitsu.so.1 /PATH/TO/LIBDIR/
gmake 中にエラーが起きたのですが、無視して再度 gmake。これで最後までいきました。
xsane 起動スクリプトを作る
メッセージファイルとライブラリをシステム側に放り込むことも出来るのですが、
将来的に正式に入った場合にいやなことが起きるのはいやなので、
このようなスクリプトを作って自分の bin
に置きます。
NLSPATH
を設定すると、
自分のディレクトリにおいたメッセージファイルを参照させることが出来ます。
LD_PRELOAD
を設定すると、
指定した共有ライブラリを、
システム側に存在する同名のライブラリの代わり使用することが出来ます。
このライブラリの置き換えが正しく行われたかどうかは、
pldd
コマンドで調べることが出来ます。
$ cat ~/bin/xsane #!/usr/bin/sh NLSPATH="/PATH/TO/CATALOGDIR/%N.mo" export NLSPATH LD_PRELOAD=/PATH/TO/LIBDIR/libsane-fujitsu.so.1 export LD_PRELOAD exec /usr/bin/xsane "${@}"
GIMP に xsane 起動スクリプトを認識させる
GIMP を起動したことがない場合は、一度起動して終了させます。 そのあと、$ ln -s ../../bin/xsane ~/.gimp-2.6/plug-ins/
update_drv
コマンドを実行
SnapScan S1500 の電源をつなぎ、USB ケーブルを接続し、蓋を開きます。
ここで、update_drv
を実行します。
$ pfexec update_drv -a -i 'usb4c5,11a2.100' ugen
/etc/sane.d/fujitsu.conf
を更新する
エディタで、次のように更新しました。
$ diff -u /etc/sane.d/fujitsu.conf{.orig,} --- /etc/sane.d/fujitsu.conf.orig 水 12月 2 16:25:05 2009 +++ /etc/sane.d/fujitsu.conf 火 3月 9 21:04:39 2010 @@ -62,3 +62,6 @@ #scansnap S510 usb 0x04c5 0x1155 + +#scansnap S1500 +usb 0x04c5 0x11a2
デバイスにアクセスできるようにする
実は、まだデバイスにアクセスできるようにする、格好のいい方法を見つけられていません。
USB ケーブルを抜いたり蓋を閉じたり、つまり電源を切るとこのノードは消えるので、
一度所有者を変えればいいといったものではないのです。
とりあえずは力業の chown
を必要な時に実行しています。
$ ls -lL /dev/usb/4c5.11a2/0/ total 0 crw------- 1 root root 96, 2 3月 9 20:25 cntrl0 crw------- 1 root root 96, 3 3月 9 19:16 cntrl0stat crw------- 1 root root 96, 1 3月 9 19:16 devstat crw------- 1 root root 96, 4 3月 9 19:16 if0in1 crw------- 1 root root 96, 5 3月 9 19:16 if0in1stat crw------- 1 root root 96, 6 3月 9 19:16 if0out2 crw------- 1 root root 96, 7 3月 9 19:16 if0out2stat $ pfexec chown 自分の名前 /dev/usb/4c5.11a2/0/*
これでひとまず
これでひとまず動くようになりました。 実際には、かなりの試行錯誤になったので、 その記録はまた別途。
2010年3月5日金曜日
evince で豆腐
evince
で PDF ファイルを表示・印刷するとき、
フォントが埋め込みでない場合は豆腐になるようです。
ネットで検索すると Linux 系でも似た問題が出ていたり、 修正したよとか、そんな感じの話も出ています。 ユーザ側で出来そうな対応策ありました。
一つめは、フォントファイルが *.otf
になっているのがいけないということで、
*.ttf
のフォントを入れてしまえばいいというものです。
IPAモナーフォントが手軽なので、${HOME}/.fonts
に入れてみました。
ぱっと見改善したのですが、数字関係が全滅で、依然それらは豆腐として表示されています。
二つめは、${HOME}/.fonts.conf
ファイルを編集するというものです。
<?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd"> <fontconfig> <match target="pattern"> <test qual="any" name="family"> <string>sans-serif</string> </test> <edit name="family" mode="prepend" binding="strong"> <string>IPAMonaPMincho</string> </edit> </match> </fontconfig>
こちらはなんと豆腐がすべて消えました!!
いやいやちょっと待て、豆腐が消えただけで、文字は表示されていません。
仕方がないのでほかの対応策を検討。 VirtualBox 上の Windows 7 で印刷する、VirtualBox 上の Ubuntu で印刷する。 どれも可能そうですけどうれしくありません。
ようやくたどり着いた解決策は、PDF の本家 Adobe です。 Adobe Reader 9.1 for Linux and Solaris x86 Released! にそのような話が。 Adobe - Adobe Readerのダウンロード から無事ダウンロードでき、インストールも問題なく、表示・印刷もいい感じで出来ました
2010年3月3日水曜日
Flash を更新するだけなのにシステムの再起動…
更新マネージャーで、Adobe Flash Player の更新できるとなっていたので、素直に更新した。 すると、再起動をするかと聞いてきた。
ここで、失敗に気づいた。 BE が作られるので、有効にするためにはその BE に切り替える必要がある。 すなわちシステムの再立ち上げが必要になる。
Flash 自体は、私の使い方だと Firefox 経由だけなので、Firefox だけを再起動したい。 それが私の希望。 これができるか、次の機会に試してみるつもり。