2011年1月26日水曜日

ScanSnap S1500 修理

最近、ScanSnap S1500 でスキャンすると、裏面に筋 (縦線) が入るようになりました。 PFU 推奨のクリーナーF1を使って、ごしごし読み取り面を拭いているのですが、改善しません。 裏側にゴミが入っているか、別なところに問題がありそうです。

ネットで軽く検索してみると、修理に出して一万くらいかかった話とか出てきます。 自分で修理できる部位ではなく、値段もさほど高いわけではないので、修理に出すことに。

同梱されていた『スタートアップガイド』に 問い合わせ方法 (電話、電子メイル、Web) が書かれていたので、Web を選択。 必要事項を入力して翌日、担当の方から電子メイルが届きました。

縦線の色は白でしょうか。
線が白い場合は、読み取り面とは反対側(本体側)の白基準の上が汚れていることが考えられます。
縦線が入る位置に汚れや異物などが無いかご確認をお願いいたします。

※クリーナーF1で本体側の縦線の出る位置も念入りに清掃してみてください。

縦線の色は白かと問われて、gimp で拡大して確認してみました。 結果としては、白ではなく、周囲の色が薄くなった感じ。遠目だと白っぽく見えます。 読み取り面は、両面とも繰り返し拭いていますので、これ以上どうしようもなし。

気になる修理費用についても書かれていたのですが、なんと無償修理。 保証期間が一年で、まだそれが過ぎていなかったのです。 それでもゴミが入った場合は、故障というより使用環境の問題なので、有償対応かと思っていました。 運送料はというと、発送元負担ということで、片道分だけ払えばいいようです。 うれしい誤算です。

ということで、宅配便で発送し、色の話などはメイルで返答。

修理期間は着から一週間前後とのことだったのですが、 着いた当日に処置され、ささっと返送されたようです。 こちらも想定外の早い対応です。

縦線の原因は、『保守完了報告書』によると、 「装置内部ホコリ混入による画像の縦スジを確認致しました」とのこと。 変な障害で有償修理にならなくてほっと一息。

実は、ピックローラーの上のマイラーシートも軽く折れていたのですが、 こちらも無償で交換されてきました。

2011年1月11日火曜日

EPUB へ移行

いままで、自炊した書籍は PDF 形式で閲覧していましたが、これを EPUB 形式に変更。 直接的な理由は、ImageMagick の convert コマンドの不具合。

JPEG ファイル群を PDF ファイルに変換する際に、 convert のプロセスサイズが最大 2.8GB に達するのを観測しました。 実メモリ 4GB のマシン上で動かしており、 他に 1GB 弱の Firefox や 750M の VirtualBox も動いているので、 ほとんど処理が止まってしまうわけです。 仕様なのか、バグなのか、新しい版で直っている(変わっている)のか、 コンパイル環境による問題なのかは調べていません。 新しい版を試そうとは考えたのですが、新たな依存関係が導入されているようで、 構築に時間がかかるので今回は断念。

EPUB 形式を選んだ理由は、完全に公開された仕様で、JPEG 画像群から簡単に生成できること。 XML ファイルを手で作成・編集できますし、プログラムを作成して自動生成することも出来ます。 ちなみに、Linux で動作するとされている EPUB 編集ツールもオープンソースで存在するのですが、 依存関係の絡みで、今回は回避。

EPUB 閲覧用のソフトウェアは SONY Reader には標準で入っていますし、 Solaris 上では Firefox のアドオン、EPUBReader が良い感じで動いてくれるようです。